春
芽が出たての頃は、強い日差しが当たらないように白い布で覆っています。

数日後、覆っていた布を外し、苗を太陽光に慣らします。光を浴びることで、白かった苗が徐々に緑色へと変わり、本格的な成長が始まります。

田植え前の荒起こし・耕起作業では、土をしっかりと耕し、土中に空気を取り込むことで、根の張りや水持ちを良くし、生育環境を整えます。

水路の確認と畦塗りを終えた後、山の天然な水を田んぼへ引き入れます。水が満ちると、生き物たちが元気に泳ぎだし、自然の営みが広がります。

水を溜めた田んぼで、土をさらにほぐし均一にならす。田植え前の最終工程「代掻き」
